普段とは違う自然の中でのんびりと過ごすキャンプ。キャンプ場で過ごす夜には一面の星空が広がることもありますよね。そんなときに活躍するのが360度カメラ。
RICOHの360度カメラTHETAを使うと素人でも簡単に星空を撮ることができます。星空だけでなく、360度ならではのダイナミックな写真も簡単に撮れます。
本記事では、360度カメラのTHETAを紹介!
おすすめポイントや特徴、星空を取る方法をわかりやすく解説しますよ。数種類あるTHETAの機種を選ぶポイントも紹介します。
「360度カメラ」とは? 全天球と半天球 THETAは全天球!
360度カメラとは、名前の通り自分の周りの景色を360度すべて撮ることができるカメラ。紹介するTHETAも360度カメラです。
360度カメラは全天球と半天球の2種類あります。THETAは全天球カメラです。
- 全天球…カメラ本体の前後に1つずつレンズがあり、360度、天から地まで撮影することができる
- 半天球…カメラの水平方向360度と、地球儀の上半分のみ撮影
THETAは、全天球カメラ。天から地まで360度の写真を取ることができます。
▽これはTHETAでわたしがキャンプ場で撮影した写真。
ドラッグすると360度、天から地まで写真を見ることができます。これが全天球カメラのTHETAで撮影した写真です。
▽このような写真を撮ることもできます。こちらもキャンプ場で撮影した写真
THETA(シータ)のおすすめはここ!コンパクトでワンタッチ
THETAは、驚くほどコンパクト。片手で持てるぐらいのコンパクトさですよ。
▽THETAの外観
片手で持って操作できます。
小さくて軽くて薄い!私が持っているのは旧型モデルですが、厚さは3センチ以下。真ん中にあるボタンを押すと撮影ができます。難しい設定などは必要なく、とてもシンプル!
シンプルで扱いやすいのが大きな特徴です。
ペンケースに入るぐらいの大きさですね!
THETAの特徴・おすすめポイントです。
- 全天球の360度カメラ
- 片手で持てる、ペンケースに入るぐらいのコンパクトさ
- ボタン一つでワンタッチで撮影できる
- スマホや外部メディアを用意しなくても撮影可能
- 撮影した写真はスマホに転送OK…編集や切り出しなども簡単
THETA(シータ)でキャンプ場で星空を撮影!驚くほど簡単に
THETA(シータ)を使って、キャンプ場で星空を撮影してみました。
撮影方法はとても簡単。
三脚ににカメラを固定して、スマホに入れている「THETAのアプリ」の設定値を変更するだけです。(設定値は次で説明しますね)
▽THETAで撮影した写真がこちら
ばっちりと星空もうつっています!感動しました。星空を撮影するのは初めてですが、初めてでも簡単に撮影することができました。
撮影した写真をよくみると、北斗七星などの星座も確認できますね。
THETA(シータ)で星空を撮影する方法 三脚とアプリの設定だけ!
続いて、THETAで星空を撮影する方法を紹介します。
以下がTHETAで撮影する手順です。
- 撮影場所を選ぶ…できるだけ暗い場所がいい
- 三脚にカメラを固定する
- スマホでTHETAのアプリを立ち上げて、カメラと接続(wifi)
- アプリの設定値を2箇所変更(シャッタースピードとISO感度)
- 撮影する(60秒間)
これだけでOKです。
▽THETAはスマホなしにTHETAだけで撮影をすることができますが、シャッタスピードなどこだわりたいときはアプリが便利です。
THETAアプリを通して、シャッタースピードやISO感度を変更して、スマホから撮影ボタンを押すこともできますよ。
RICOH THETA
Ricoh Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
THETAのアプリの「撮影」のところを選択し、モードを 「オート」から「マニュアル」に変更します。
さらに、シャッタースピード(Shutter speed)を60、ISOを1000に設定。
あとは、撮影ボタンを押して60秒待つだけ。
三脚ににカメラを固定して、アプリの設定値を2ヶ所変更するだけの手順でしたが、ばっちりと星空の写真が撮れました。
シャッタースピードとは?
シャッターを切るまでのスピード。長いほうがたくさんの星空が映ります。
ISO感度とは?
光の量の大小のこと。数値が大きいほど、小さな光まで拾えます。
このときは、ランタンや焚き火が明るすぎたので、ISO感度は200で撮影しています。
もう少し暗い場所だったら、もっと多くの星が映る夜空を撮影できたと思います。
RICOH THETAの選び方!価格帯や性能の比較
RICOH THETAには数種類の機種がでています。価格帯やおすすめポイントから選び方を紹介しますね!
モデル名 | THETA Z1 | THETA V | THETA SC2 | THETA SC |
---|---|---|---|---|
外観 | ||||
公式ストアの価格 (2020年3月時点) | 129,250円(税込) | 57,750円(税込) | 36,800円(税込) | 24,750円(税込) |
発売日 | 2019年5月 | 2017年9月 | 2019/12 | 2016年10月 |
カラー | ブラッグ | 飽きのこない高級感のあるメタリックグレー | ピンク、ブルー、グレー、ホワイト、ベージュ | ピンク、ブルー、ホワイト、ベージュ |
外形・寸法 | 48mm(幅) ×132.5mm(高さ) ×29.7mm(24mm)(奥行き) | 45.2mm(幅) ×130.6mm(高さ) ×22.9mm(17.9mm)(奥行き) | 45.2mm(幅) ×130.6mm(高さ) ×22.9mm(17.9mm)(奥行き) | 45.2 mm(幅)× 130.6 mm(高さ) × 22.9 mm(17.9 mm)(奥行き) |
質量 | 約182g | 約121g | 約104g | 約102g |
静止画解像度 | 6720×3360 | 5376×2688 | JPEG:5376×2688 | L:5376×2688、 M:2048×1024 |
マイク | 4ch | 4ch | モノラル | モノラル |
内蔵メモリー | 約19G | 約19GB | 約14G | 約8GB |
最高ISO感度 | 静止画:6400 動画:6400 | 静止画:3200 動画:6400 | 静止画:3200 動画:6400 | 静止画:3200 動画:6400 |
シャッタースピード | 静止画:1/25000秒 動画:1/25000秒 | 静止画:1/25000秒 動画:1/25000秒 | 静止画:1/25000秒 動画:1/25000秒 | 静止画:1/8000秒 動画:1/8000秒 |
液晶パネル | あり | なし | なし | なし |
おすすめポイント | シリーズ最上位機「フラッグシップモデル」 1.0型裏面照射型CMOSイメージセンサー、 こだわり抜いた性能 価格帯も最高級 | アドバンスドモデル 動画性能、転送速度、拡張性が大幅にアップ。 360度動画を中心に高度な使い方にこだわりたい方向け | スタンダードモデル。エントリー機種でおすすめ 選べる4 色展開。 | 価格が2万円台と求めやすいエントリー機種。
|
4機種を比較しています。私が持っているのは性能的にも劣る旧モデル。上記の4機種はどの機種でも星空を撮影することができますよ。
全機種とも片手で持てるコンパクトさに、質量は102グラム〜180グラムぐらいととても軽いですね。
360度カメラのエントリーとしておすすめなのは、THETA SC2かTHETA SC。細かい違いはありますが、THETA SCでも普段使いやアウトドアシーンでも大活躍間違いなしです。もちろん、星空の撮影もOKです。
高度な使い方にこだわりたいなら、THETA V。さらに、その上にフラグシップモデルのTHETA Z1があります。THETA VとTHETA Z1は音生も360°空間音声記録に対応しています。
ライブ配信をしたいなら、360度ライブストリーミングも4Kに対応している「THETA Z1」がおすすめですよ。
関連アクセサリーもあり スタンドや水中で撮影できるケースなど
RICOH THETAの関連アクセサリー(純正品)を紹介します。
純正アクセサリーは、スタンド、水中ハウジングケーズ、マイクロフォンが展開されています。
RICOH THETA スタンド TM-1
RICOH THETAシリーズ専用のモノポッドスタンド。三脚は純正品でなくても大丈夫ですよ。
RICOH THETA 水中ハウジングケース TW-1
「RICOH THETA 水中ハウジングケース TW-1」は水の中でも撮影できる専用ケースです。水中で撮影したいときにはこちらのアクセサリーを利用すると水の中でも撮影ができますよ。
主な特徴は以下の通りです。
- 水中での360°撮影を実現する水深30mまでの防水性能(IPX8、JIS保護等級8級相当)
- 電源ON/OFF、静止画/動画の撮影モード切り替え、レリーズボタンの操作をケースに入れたまま操作可能
- ケース表面に、傷がつきにくいハードコートと反射を抑えるARコーティング
- 三脚もセット可能。…さまざまなカメラアクセサリーに取り付けられる
- 付属品:ソフトケース、ストラップ、結露防止シート、傷防止シート、THETA S 用ガイド
RICOH THETA 3Dマイクロフォン TA-1
RICOH THETA 3Dマイクロフォン TA-1は、4基の指向性マイク搭載により、高音質かつ指向性のクリアな360°空間音声が録れるTHETA V専用外部マイクです。
- 対応機種:THETA V
- オーディオテクニカ社が開発したマイクロフォンユニットを搭載
- 本体内蔵マイク以上の高音質&高指向性の360°空間音声を記録可能なため、上下左右の圧倒的な没入感が実感できる
- 風切音を低減するウィンドスクリーンを同梱
まとめ 360度カメラRICOH「THETA」は簡単に星空を撮影できる!
本記事では、RICOH THETAのおすすめポイントや星空の撮影方法を紹介しました。
エントリーモデルとしておすすめなのが、THETA SC2(価格:3万円台)かTHETA SC(価格:2万円台)。こだわりたいなら、THETA V。さらに、360度ライブストリーミングも4Kに対応しているなどフラグシップモデルのTHETA Z1。
どのモデルでも星空は撮影することができます。自分のスタイルにあった360度カメラを選んでくださいね!
RICHO×→RICOH○ですよ
コメントとご指摘ありがとうございます。
この星空はthetaのどの機種ですか?
わたしが利用しているのは古いタイプのモデルでtheta Sになります!