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【参加レポート】「Outdoor Innovation Summit2019 (アウトドアイノベーションサミット)」へ!日本最大級のアウトドア業界向けカンファレンス


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この記事では、Outdoor Innovation Sumiit 2019(アウトドアイノベーションサミット)の参加レポートを紹介します。トークセッションやセミナー、企業ブース、懇親会まで参加しての会場の様子や感想など。初参加・1人での参加でしたが、ワクワクする一日でした!
しょう
ファミリーキャンパーの しょう(@syoradio1)です。

「Outdoor Innovation Sumiit 2019(アウトドアイノベーションサミット)」にメディアとして、参加してきました。

セミナーやトークセッションでは、アウトドアの役割や環境のことを考えるきっかけや、自分がこれから展開していきたいこととのつながりへのヒント…などたっぷりと勉強させてもらいました。

懇親会ではキャンプ場運営者やメーカーさんや自治体の方、同じメディア運営者さんと話すこともできて。とても貴重な体験でした。

本記事では、「Outdoor Innovation Sumiit 2019」の様子やトークセッションの感想など参加レポートを紹介します!

Outdoor Innovation Sumiit(アウトドア・イノベーション・サミット)とは?

Outdoor Innovation Summit (アウトドア・イノベーション・サミット)は、アウトドア関係者が集まり、アウトドア業界の新たな可能性、未来が生まれることを目的として開催されています。規模としては、日本最大級のアウトドア業界向けのカンファレンス。

参加者は、時代の最先端でアウトドアをリードするアウトドア関係者(メーカー、キャンプ場運営者)・官公庁等異なる分野のリーダーや、メディアなど。2019年のアウトドア・イノベーション・サミットでは、300を超える官公庁・企業・団体が参加していました。

Outdoor Innovation Summit(アウトドア・イノベーション・サミット)2019の概要

2019年のOutdoor Innovation Summit(アウトドア・イノベーション・サミット)の開催概要は以下のとおりです。

アウトドア・イノベーション・サミット 2019年の開催概要
  • 開催日:2019年12月11日(水)
  • 場所:東京国際フォーラム B7会場
  • 開始時間:9:30 受付開始、9:45 開場、10:15 開演、18:20 …懇親会開始
  • 参加費:無料
  • 懇親会費:6,000円
  • 公式サイトはこちら

※参加対象はアウトドアに関わる事業者、団体および官公庁の原則経営層、マネジメント層のみ。一般の方は参加不可
※事前申込み制。
※原則1社・団体・施設につき2名まで

Outdoor Innovation Summit(アウトドア・イノベーション・サミット)に参加してきました!

参加者はアウトドアに関わる事業者、団体および官公庁の原則経営層、マネジメント層のみで一般の参加は不可です。

「まいにちキャンプ!」は、ソトシルの公式提携メディアということもあり、わたしはメディアとして参加させていただきました。

会場は東京国際フォーラム。久しぶりに訪れる場所です。

東京はちょうど紅葉の季節。大きなガラス窓から見える紅葉の街並みもきれいでした。

とても大きな会場で、席はほぼ満席。

アウトドア・イノベーション・サミットの会場
アウトドア・イノベーション・サミットの会場
アウトドア・イノベーション・サミットのステージ
アウトドア・イノベーション・サミットのステージ

わたしは受付開始の9時半ちょっと前から待機していたので会場に入ったのも早く、最前列に座りました。

後援には、環境省やスポーツ庁、林野庁など官公庁の名前も並んでいますね。

アウトドア・イノベーション・サミットの主催・後援
アウトドア・イノベーション・サミットの主催・後援

セミナー・トークセッション

セミナーやトークセッションは全部で8つありました。

アウトドア・リノベーション・サミット2019のセミナー・トークセッション
  • 異業種からアウトドアという新市場を創造したマーケティング手法』…株式会社ワークマン専務取締役 土屋 哲雄
  • グレートジャーニーを通じて生まれた、この星に生き続けるための物語』…探検家・医師・武蔵野美術大学名誉教授 関野 吉晴
  • 『今地球で起きている気候変動をアウトドアの視点から考える』…プロ・トレイルランナー 石川 弘樹、一般社団法人 Protect Our Winters Japan (POW) 代表理事 小松 吾郎、気象予報士・防災士 正木 明
  • ニセコルールから見る、フィールド利用者の情熱と行政の権限の折り合いをつけた事例』…シーカヤックガイド/登山家/ニセコなだれ調査所所長 新谷暁生
  • 『水不足という地球規模の課題に対しテクノロジーで解決するプロダクトの可能性』…WOTA株式会社 COO 前田 瑶介
  • 欧州におけるアウトドア業界団体の立ち上げから現在までの軌跡』…European Outdoor Group(EOG) 代表 European Outdoor Conservation Association(EOCA) エグゼクティブディレクター マーク・ヘルド
  • 『地域の自然資源をアウトドアフィールドとして再定義し、新たな観光の柱に』…元高知県知事 尾﨑 正直
  • 『顧客コミュニケーションとアイデアから生まれた自社運営キャンプ施設”TINY GARDEN蓼科”について』…株式会社アーバンリサーチ 事業支援本部 シニアマネージャー 齊藤 悟

▽注目していたワークマンの専務取締役土屋哲雄さんのセミナー。

ワークマンの専務取締役土屋哲雄さんのセミナー
ワークマンの専務取締役土屋哲雄さんのセミナー

講演内容は、「異業種からアウトドアという新市場を想像したマーケティング手法」。

異業種からアウトドアという新市場を想像したマーケティング手法
異業種からアウトドアという新市場を想像したマーケティング手法

ワークマンといえば、日経トレンディが発表する「2019年ヒット商品ベスト30」で1位を獲得しましたね。

わたしも今年初めてワークマンの店舗を訪れて、キャンプ用に初めてワークマンの商品を購入しました。品質の良さと、なりよりも衝撃の価格に感動した記憶があります。

セミナーの内容は、どうしてワークマンがアウトドアの分野で成功したのか?ワークマンの徹底したマニュアル化、標準化、データ化に基づく経営や、ブルーオーシャンの話、同じ製品を異なる顧客層にどう展開するか…?など、大変興味深くおもしろかったです。

考え方や戦略は、自分が運営している複数のメディアにも当てはまることもありました。これからのブログ運営のヒントもいただきながら、「ワークマンのお店に行きたい!」という気持ちでいっぱいになりました。

セミナー全体を通して、多々取り上げられたのが、気候変動や環境問題。

アウドドアは自然があるからこそなりたつもの。自然とは切っても着れない関係ですよね。

アウトドア関係者は誰よりも自然と向き合っているので、気候変動などの影響も大きく受けやすいというのが現実です。

今年の台風19号では壊滅的な被害を受けたキャンプ場もあります。そして、自然と向き合っているからこそ、普段生活しているだけでは気づきにくい、体感的にわかること・発信できることもあります。

気候変動の問題に対して、「いますぐ行動する」というフェーズにさしかかっているということを認識しました。

▽水不足をテクノロジーで解決!(WOTA株式会社 COO前田 瑶介さんのセミナーより)

水を濾過しながら循環して利用できるWOTAのシステム。災害時、スポーツ、アウトドアシーンなどで活躍しています。

▽大気中の二酸化炭素量の変化(気象予報士・防災士 正木明さんのトークセッションより)

大気中の二酸化炭素量の変化
大気中の二酸化炭素量の変化

探検家・医師・武蔵野美術大学名誉教授の関野 吉晴さんのセミナーで、「自然のサイクルは人間がいなくても成り立つけれども、人間は自然がないと生きていけない。」という言葉が胸に刺さりました。

元高知県知事、尾崎正直さんの講演内容もとても興味深く面白かったです。

タイトルは、本物と出会える高知県観光の実現に向けた取り組みについて。ここ数年で高知県が実績をあげてきた観光分野での取り組みを実例をもとに説明していただきましたが、とてもおもしろい!

県民が自分押しのグルメのお店を投票する県民総選挙。エリアごと県ごとに上位になったお店は発表されて、さらに観光客を呼び込むきっかけになっています。県をあげてここまでできるとすごいですよね。

自然の観光体験には難しい側面があることもわかりました。そして、それをカバーするために高知県がどのように動いたのか。さらに、磨いたら素晴らしい自然資源がたくさんあるということも。

高知県にある欄干がない沈下橋。増水しても流されにくいという構造を持ち合わせていますが、やっかいもののように扱われていたというのも事実です。ところが、今や貴重な観光資源の一つになっています。「モノの価値観は変わる」ということを考えさせられました。

わたしは、札幌市から栃木県の小山市(おやまし)に引っ越してきて1年半。小山市の地域情報ブログ「おやナビ!おやま」を運営していることもあり、地域の魅力をどうやって発信していくか・魅力をどうのうにつくっていけばいいのか…という学びがありました。

販売戦略、アウトドア業界のあり方、気候変動への向き合い方、テクノロジーでの解決の提案。すべて素晴らしいセミナー・トークセッションでした。

キャンプ場表彰式

トークセッションの合間に、キャンプ場予約サイトなっぷのキャンプ場表彰式「なっぷAWARD2019」がありました。

なっぷAWARDとは、「なっぷ」に登録されている3,000以上の施設の中から、「アクセス数」「口コミ投稿数」「予約件数」の三部門で、東西別に人気No.1の施設を表彰したもの。

連続でNo.1に表彰されているキャンプ場は殿堂入りになっています。

THE FARMと清水公園キャンプ場が殿堂入りです。

「2019年なっぷAWARD」に輝いたのは以下のキャンプ場です。

  • アクセス部門…東日本:長瀞オートキャンプ場、西日本:ACN南紀串本リゾート大島
  • 口コミ投稿部門…東日本:斑尾高原キャンピングパーク、西日本:天滝公園キャンプ場
  • 予約件数部門…東日本:THE FARM、西日本:ACN南紀串本リゾート大島

おめでとうございます。全部行きたい!行きます!

協賛企業ブースの紹介!

協賛企業ブースは6つのブースが出展されていました。

山でのもしもに備えるサービス「COCOHELI」。

 

▽株式会社ネイチャーズウェイの自然に還るオーガニックソープのMAGIC SOAP

MAGIC SOAP(マジックソープ)は、洗顔やボディソープ、シャンプーとして利用できるだけでなく、食器洗いや家での掃除、おもちゃの手入れ…など10通りの使い方ができるもの。

▽KEENのブース

 

▽FIRESIDEの出展ブースよりOZPIG

鶏肉がぐるぐるまわっていました。すごい!日本ではしばらく販売されていませんでしたが、改良されて再販売スタートとのことでした。実際に使ってみたいアイテムです。

 

懇親会に参加!他のキャンプブロガーさんにも会えました!

懇親会にも参加しました。

懇親会にもかなり多くの人数が参加しており、熱気のある賑わいをみせていました。

最初は地域ごとのエリア別にテーブル分けされていましたよ。

わたしは、キャンプ場の運営者、メーカーさん、自治体の方とご挨拶させていただくことができました。ここでも、いろいろ興味深い話を伺うことができ、行きたいキャンプ場リストも長くなるばかり。

キャンプブログを運営しているブロガーさんにも会えました!

ママはずぼら」のずぼらママさんや、「minimalize gears」を運営しているCAMPたかにぃさんなど。ブログ談義も楽しかったです!

▽ステッカー、かわいいですよね!

さいごに

セミナーにトークセッション、懇親会ととても刺激が多くワクワクしっぱなしでした。

一過性のアウトドアブームで終わらせることなく、地域の賑わいのきっかけ、環境保全への取り組みなど、課題ややるべきこと、可能性もたくさん。

アウトドアだけでなく他の業界とクロスすることで、きっと新しい何かがたくさん生まれたに違いないでしょう。

開催する意義の大きさはいち参加者の得られるものの大きさから考えても間違いないでしょう。参加できてよかったです。素晴らしい一日でした。